送られる

旧友のそれぞれが道十三夜

大学時代の仲間に送別の「北京ダックを食う会」を開いてもらった。
二次会はみな男声合唱OBなのでごく自然にカラオケへ。
若いときから持ち歌傾向が変わらないS君、常に最先端の歌を披露してくれるKu君、昔を知るものには信じられないほど宴会部長さながらに変身したKo君、などなど、それぞれがエンターテイメント性たっぷりにマイクが次々とバトンタッチされていく時間は瞬く間に過ぎていく。
締めの「贈る言葉」に送られたあと、最後は恒例の四部合唱による校歌合唱。
卒業後40年間折にふれ何度歌ったことだろう、この先再びこの歌を合唱することはあるだろうかと思うと熱いものがこみ上げてきた。

外へ出ると雨の十三夜へと変わっていた。

後の月 雨に隠れし 別れかな

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