第二の故郷

いざさらば櫻紅葉とよき人よ

いまの地に越してきたのが昭和54年からだからもう32年になる。
当初の頃、近所を流れる鶴見川支流O川のほとりは葦に囲まれた湿地地帯もあったが、護岸・埋め立て工事がすすみ、さらに長女が小学3年生の頃だったか河畔に植えられた櫻の幼木もすっかり成長し、今では市を代表するお花見の名所である。
また、桜並木に沿って歩行者・自転車専用道路もできたので、散歩にジョギングに市民が行き交う場となっている。
何度か川を歩くうちに多くの友人を得、しまいにはO川倶楽部なる会まで結成してカワセミなどの野鳥を追う楽しみももてた。
おそらく、人に慣れたカワセミを常時見られるという点においてO川は日本中でも一番ではないだろうか。

河畔の桜が紅葉しはじめた今日、新たな土地に向かう。

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