八幡さんの参道

踏む音を聞くものひとり新落葉

図書館への近道に八幡さんがある。

大きな斜面をトラバースする形で、ちょっと上ってから下る道なんだけどその頂点にある。まわりは西に3,40年ほど前に開発されたと思われる住宅地、南に昔からの在、そして東に僕が住む10年ほど前からの住宅地に囲まれている。
この八幡さんは、10月に秋留秋祭りといって太鼓台の練が地区内をめぐる祭があって、その時だけは賑わうのだが普段は閑散としている。ただ、氏子が掃除など面倒をみているようで、いつ訪れてもきれに掃き清められている。

最近では、椎葉だろうか、裏参道にはまだ落ちたばかりで形がはっきり残っている落ち葉が嵩高く積もっていて、歩くと靴の踵あたりにまとわりついてきて歩いた跡がはっきり分かるように残る。落ち葉がまだ湿度を含んでいるせいだろうか、あのカサカサという乾いた音ではない。

“八幡さんの参道” への4件の返信

  1. 私も図書館へ行く時わざと舗装されていない細い散歩道を通ります。
    関東はとても乾燥していて、落ち葉を踏むとカサコソカサコソと音をたてます。いい気分です。
    田舎では落ち葉を集めて落ち葉焚きをし、中にさつまいもなんか入れて、焼き芋にしたりしました。
    半世紀以上も前のことなのに、懐かしく思い出します。

    1. 枯葉の焼き芋。懐かしいですねえ。
      今はむやみにたき火するとお巡りさんに叱られますが、東京でも子供たちが小さい頃は落ち葉を集めてきて焼き芋を楽しんだものです。

  2. 日本海側は吹雪というのに関東はカラカラ。勇んでゴルフに行ったのですが強風で散った落葉が右に左に群れ舞いショットもパットも思うにまかせませんでした(いつものことですが)。

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