ぞめく

花をもて農のはじめとなす土地の

一本桜というのは全国に意外に多いものらしい。

三春の「滝桜」はあまりにも有名。ほかに飛騨の「薄墨桜」、盛岡の「石割り桜」、当地では宇陀の「又兵衛桜」がある。
テレビで知ったのだが、佐渡島だったか「種まき桜」という木があって、この花が咲くと種籾を蒔くのが慣わしだという。南から北まで、いろんな人たちの、僅か1週間足らずの命の桜にいろんな思いを抱いてざわめかしてゆく。

“ぞめく” への8件の返信

  1. 何かで三春というのは梅、桜、桃がいっぺんに咲き三つの春が一緒にくることから三春という地名がついたと読んだことがあります。

    花の時期で農作業始めの判断をするのも古来からの知恵でしょうか。

    今日の午後は連れ合い、孫二人と土筆摘みでした。
    袴とりに3時間もかかり先ほどやっと初物、土筆の卵とじを味わいました。

    1. 山の残雪模様、雪形を農作業の目安とする地方もあったりで、その土地土地でいろいろな尺度みたいなものがあるんでしょうね。風土記的なおもしろみが感じられて心癒やされるものがあります。

  2. 「ぞめく」ですか。語感的にも躍動感ある言葉ですね。
    春爛漫と思いきや今日30日は春の嵐です。毎年恒例なんですね。アーカイブで調べ2012.4.3の記事懐かしく読み返しました。今日の再試合は大丈夫かなあ。

    1. この1週間ほどの短い期間、ぱっと華やぐような、ざわめきを持てる民族というのものがあっていい国だと思います。3月が別れだとすれば、4月は再出発。新しい区切り、スタートですもんね。
      やっぱり4月入学説に与するかなあ。

  3. 神奈川は今日は朝から雨。
    しかしながら、春ですね。気温は最高気温が19℃、最低気温が15℃とストーブがいらない暖かさです。
    北杜市の以前借りていた貸し農園では4月5日、6日にいよいよ畑の手入れが始まるそうです。
    こちらも、来月上旬から畑の手入れを行って、下旬のジャガイモの種芋の植え付けから本格的な家庭菜園の始まりです。
    ”ぞめく”のごとく、気持ちがワクワクしてきますね!

    1. 年一回くらい大きな「ぞめき」気分を味わうのはいいものじゃないですか。収穫をおえてのお祭りももちろんいいですけどね。

  4. 今日こちらは春の嵐が来ていて、とてもとても、浮かれ騒いで歩き回ることなどできません。
    染井吉野がまだ咲き始めたばかりで、花散らしの風にはならないことが幸いです。
    今週は多摩にある桜の保存林へのハイキングもあるので、なんとか穏やかな春の日が続いてほしいです。

    1. そうか、恒例のハイキングがあるんですね。始めた当初から文学に関わりのあるような場所巡りだったのですが、今でもそうでしょうか?初回の青梅の吉川文学館、白秋の城ヶ島、松戸の野菊の墓文学碑などが懐かしいです。

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