イルミネーション

ほの白く浮かぶ平群の温床かな

曇り空となると暮れるのも早い。
買い物帰り平群町を走らせているとビニールハウスが灯りで白く浮かんでいる。
電照菊といえば渥美地方が有名だが、平群町は小菊の生産高日本一だそうである。盆や彼岸でお世話になるあの小菊だ。
生駒山脈に沿って北から南へ流れる竜田川沿いにある町で、東側のやはり南北に横たわる丘陵地帯が大和盆地とを隔てている谷間の里という格好になる。
古墳群があることでも有名だが長屋王の墓もあるらしく、そのうちポタリングもいいかな。

“イルミネーション” への3件の返信

  1. ほんと日が短くなりましたね。
    渥美地方の電照菊のこと&平群町の小菊こと初めて知りました。これこそ日本の「農の強さ」じゃないですか。
    竜田川ってそこを流れてるんですね。。。勉強になります。毎日唱えている小倉百人一首に二つも詠まれているのに場所を詳しく知りませんでした。。
     No.17 「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」(在原業平)
     No.69 「嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり}(能因法師)
    古来紅葉の最著名なところですね、、、、きれいなんだろうな。。。

    1. 平群(へぐり)って読むんですってね。地名は難しいです。
      竜田川と言えば落語の「千早振る」を想像してしまいますね。
      又、主婦としては鯖や鶏の竜田揚げも浮かびます。
      想像するに、お住まいは由緒ある歴史の里のようですね。
      今、三浦佑之氏の「古事記を旅する」を読んでいますが、二こぶの二上山も眺められるとか?
      歴史の散策にはもってこいのお住まいのようでうらやましいです。

  2. 今の竜田川自体は護岸工事もされ、何処にでも見られる普通の川です。
    歌枕として一人歩きしたもので都人たちの空想のものでもあるようです。
    ただ三室山は実在しており、現在竜田公園として紅葉がきれいだそうです。傍を通りかかったときはおおぜいの人が訪れていました。
    また、紅葉を染める季語「竜田姫」はやや大阪寄りになる三郷町(現住所)竜田神社の神様のようです。本家竜田川はこちらのようです。
    自宅からは二上山の雄、雌岳が連なるように見えます。大ファンの大津皇子が葬られたという伝説があり、ぜひ葛城山麓にかけて散歩したいと考えています。また、このあたり一帯は雄略に滅ぼされた葛城一族など天孫降臨以前の歴史がある地域なので非常に興味がありますしね。

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