意外な穴場

人知らず平群の里の雑木紅葉

平群の里を長く東西に山がはさんでいる。
生駒と松尾山だが、向き合った雑木たちがこの時期黄紅葉の妍を競っている。
幅広い里とはいえ離れすぎてもいないのでなにしろ眺望が開けており、視野の左右いっぱいのキャンバスに秋の色彩が広がるのはなかなか他には見あたらないだろう。
近鉄生駒線、クルマだと168号線だが、これらの車窓から眺めるのがまたいい。
ただ、このような広大なパノラマも大阪や大和盆地からは当然隠れて見えない。
近場で意外な紅葉の穴場である。

“意外な穴場” への3件の返信

  1. 下五は「ぞうきもみじ」と読むのでしょうか。観光名所でない普段着の紅葉の様子が伝わってきます。
    お陰でこの辺り相当詳しくなりました。。。我らが近鉄のテリトリーなんですね。そう言えば先日の同窓会で我が鉄道権威が近鉄特急の悩み(大阪・名古屋どちらに向かって車両番号を設定するか)を話してくれました。面白かったですよ。。じゃあね。。

    1. 当地は寒暖の差が大きいせいでしょうか。あるいは当たり年なのか、雑木紅葉(ぞうきもみじ)が大変きれいです。今日は雨の予報があったので様子を見てたのですが、昼になっても降りそうにないので地理の勉強にと、葛城経由明日香村までドライブしてきました。家から見える小高い山はもしかして畝傍山?と思ってたのがドンピシャ。しかも耳成、天香具山もおなじく雑木紅葉が最盛期でした。飛鳥の小高いところから西の眺めは意外なパノラマで二上山が西方への入り口とみなされていたのがよく分かる。なるほどど実感したわけです。やはり、歴史を追っかけるには現地を踏むのが一番ですね。
      我らが会の鉄っちゃんといえば、W君ですね。彼らしい話です(笑)

      1. 大和三山ですか、、そういう位置関係なんですね。司馬遼太郎のお母さんがこの辺りの出とかで、「街道をゆく」のしょっぱなの所で竹内街道~葛城のこと書いてました。。もう一度読み直してみようっと。。。

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