したたかに

ひとむらの竹をよるべの秋蚊とも

デング熱とかいう蚊を媒体にした伝染病が騒がれている。

蚊−>人−>蚊−>人。。。どっちが元の宿り主なのか、鶏か卵かどっちみたいな話でよく分からぬが、こうしたウィルスは人が世界各地を行き交う時代ともなれば、どこにでも伝播してしまうものなんだろう。

吟行などで竹や木が茂ってるような所など、今の時期はまだまだ蚊が多くいる。歳時記では「秋の蚊」を辛うじて秋まで生き残った弱々しい蚊を言うのだが、温暖化のせいか9月といっても気温が高い日がつづくので、どうしてどうして最近の蚊は大変元気なのである。
そのあたりを詠むのも句にはなるけれども、これからは辺鄙な場所だからといって安心はしていられない。吟行といえども、虫対策はしっかりしておかねばならない。

明後日は俳句会本部主催の明日香村吟行。大変広い場所を2時間弱くらい歩き回って七句出句というのは結構きついものだが、蚊に遭遇したならば「秋の蚊」に詠み込むくらいしたたかに参らねばとてもものにはできないと思うのであるが。

“したたかに” への6件の返信

  1. 庭の手入れは連れ合いに任せています。
    その連れ合いが最近夕方に出るのを嫌がるようになりました。
    葉っぱが茂っていたり陰の所に蚊がうようよいるそうなのです。
    これもデング熱の影響ですね。

    蚊をものともせずやっつけるような良い句で仇打ちしてきて下さい。

    1. たしかに朝方に比べて夕方の蚊はたまりません。私も暮れるような時間は庭には出ません。まだ半袖Tシャツだし、下手すれば短パンだったりしますから、さあ蚊の皆さんいらっしゃい、に等しいですからね。朝方に出るにしても最近は長靴を履くようにしてます(笑)

  2.  昨日は久しぶりにスカート姿で外出したら脚を蚊に刺されました。
     以前なら痒いなあと思うだけだったのですが、この蚊がデング熱ウイルス持ちだったら困るなと気になりました。
     刺した蚊はもちろんやっつけました。
     この騒ぎ、早く収束してほしいですね。
     寒くなるのをただ待つだけなんでしょうかね?

    1. どこまで広がるんでしょうね。最近はビルとか地下とか冬でも随分温かいところが多くて案外しぶとく生き残る奴がいてもおかしくないので、完全に死んでくれるのを祈るような気持ちになります。

  3. したたかに、、、。賛成です。朝の散歩で立ち止まったりしてると毎日のように刺されます。気にしないことにしています。。

    1. もう広まってしまって。あとは確率の問題ですからね。それも見えない相手の。
      開き直りしかないでしょう。

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