里の秋

竹林の高みに鵙の標を宣る

秋が来たんだとしみじみ思った。

稲淵の棚田を歩いていたら、突然鵙が鳴きだしたのだ。飛鳥川の縁にかかる竹林の一番高いところに止まって、高々と縄張り宣言しているようだ。
鵙の声というのは、ドラマでもそうだが里の秋を表現するには一番効果的のように思う。

鵙はひとしきり鳴いて、また縄張りのどこかに飛び去った。

“里の秋” への4件の返信

  1. 鵙の声、小さい秋に出てくるしてっきり秋特有かと思ってたのですが、実は年中取分け夏場が激しいんですよ。毎朝決まった木に停まってるので見つけやすいし逆にいないとあれっと思ったほどでした。でもやはり秋が似合うんでしょうね。

    1. 鵙は留鳥ですね。秋から冬にかけて、みな枯れてくるようになると目立つんでしょうね。東映「宮本武蔵」の背景によく似合いそうです。そう言えば、「枯木鳴鵙図」でも有名でしたね。

  2. 三連休は別荘の畑仕事に行ってきました。
    中央道の交通渋滞を避けるよう時間帯を読んで行ってきたので、スムーズに行けました。
    北杜市の田んぼもかなり色づいて稲穂も首を垂れて、稲刈りもまじかかなと思っていたら、NHKの地元の放送局の夕方のニュースで稲刈りが始まったとアナウンスしていました。
    別荘周辺の木々の紅葉はこれからですが、庭のドウダンツツジの一部は早くも赤く色づき始め、秋本番モードに入ったようです。
    今朝はいつものように早朝散歩をしていたら、2か所で彼岸花をみかけました。
    1箇所は白花で蕾のものと開花したものがあり、もう1箇所は赤花でまだ蕾でした。
    もうすぐお彼岸ですが、いよいよ秋本番近しといったところですかね。

    1. 去年の10月だったか、清里駅前のドウダンの見事さは一生忘れられないものでした。高度が高くて紅葉も一入になるんですね。いいところにセカンドハウスを持たれました。

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