大和川を遡る

行き交ふは人の笑みなり鴨の川

今日は往復20キロほどのポタリング。

盆地の北や南で生まれた支流が大和川に合流するあたりを見に行った。
これらの支流沿いの土手を組み込んで、奈良市内から西の京、斑鳩へ、郡山から飛鳥方面へなど、サイクリングコースが用意されているが、コースがあちこちで分断されいつの間にか一般道を走らされるという具合で、残念ながら整備状況は本腰をいれているようにはみえない。観光地としてこれらを本格的に整備すれば他府県からもっと人を呼べるだろうに、なにしろドル箱の観光資源を数多くもつゆえに期待は薄いかもしれない。

その合流地帯あたりだが、何本もの支流が次々と流れ込みようなところなので当然人家からは遠く、風をまともにくらってしまう。季節がそろそろ終わりに近づいていることもあって行き交う人は稀でひたすらペダルを漕ぐしかなかったが、それでも小鴨の群れが休んでいるのを暫く眺めていたり、行き交うサイクリストと合図の交換をしたりしていると気分も暖かくなるもんだ。

10キロほど走ったところで飛鳥石舞台古墳まで20キロという標識があり、自宅からは60キロ足らずで飛鳥を往復できることが分かったところで引き返すことにした。

“大和川を遡る” への4件の返信

  1. ポタリングって言うんですね。自転車による気ままな散歩ですね、、、、これはいい。長期計画でも立てて色々楽しんでください。

    登山でもランニングでもウオーキングでもそのものが目的となってしまうようなのはボクも得意じゃない。自転車でも脇目もふらずぶっ飛ばしている人いますけどね。。。

    最近自転車のこと話題になってますね。歩行者にも車の運転手にも自転車の人にもそれぞれ言い分があるわけで、一方的に決めつけることはできない、これこそ譲り合いの精神が一番大事なところだと思います。
      「人でなし 車でなしと チャリ嘆き」 (どこかの新聞に載っていた-うろ覚えですが)

    1. まる一日かけて遠乗りするのはツーリングですが、午前か午後の1,2時間近所をぶらぶら走り回るのがポタリング。別に急ぐわけでもなく、言ってみれば自転車による気まま散歩という感じです。
      自転車とクルマの棲み分け論議は始まったばかり。生きてるうちには棲み分け先進国並には追いつけないと思いますが、感じることは川柳のように自転車が車両扱いされてないところに問題があると思います。
      同じ自転車どうしでも左側通行を守らないママチャリやジャリチャリが多くてヒヤっとすることがたびたびです。小学校で自転車講習を開いているような記事も目にしますが、これって必須教科の中に組み込まれてないんでしょうかね。

  2. 私、10年近く自転車に乗っていませんし、持っていません。
    以前はママチャリに乗っていましたが何度も盗難にあって以来持つ気がしなくなりました。
    歩ける範囲は徒歩、長距離は車、のどちらかです。
    もちろん公共交通機関の敬老パスはよく利用しますが。
    ポタリング、このページではじめて知った言葉です。
    私の身の丈に合ったかっこいい自転車が欲しくなりました。
    自転車で痩せることはできるでしょうか?

    1. 答えはイエスです。
      1キロメーターあたりのエネルギー効率でいえば、自転車は歩行の三分の一程度です。したがって、歩く距離の三倍の目処を自転車で走れば同じカロリー消費となります。かかる時間は同じです。
      つまり、距離ではなく時間で計れば歩くのと同じ効果が得られます。
      腰に問題を抱えている人は自転車が負担が小さくていいです。私もきっかけは腰痛でした。おかげでウオーキングの代わりとして4年ほど前から始めましたが、それなりの効果は出てるように思います。
      「かっこいい自転車」にぜひチャレンジしてみてください。できるだけ軽いのがいいです。折りたたみ式は重くなるので避けた方がいいでしょう。
      最近は車輪が小さくてもスピードは十分というタイプもあります。
      今まで歩いておられた所より三倍のところまで行けますよ。

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