溶け込む

峠まで花の名残を惜しみけり

里の桜はおおかたは終わった。

というので、少し高いところに登ればまだ花が残っているかもしれないと、大阪方面に出かけた帰りは竹内峠を越えることにした。狙いはずばり当たり、峠近くの桜は満開が過ぎたとは言えまだまだ楽しめる状況。こういうのを残花と言うのかどうか知らないが、名残の桜もなかなかいいものである。
山全体を見てみれば、終わりを迎えた山桜が今しも新緑の山肌に溶け込んでいくばかりで、やがてそこに桜の木があるとは誰も分からなくなるにちがいない。

“溶け込む” への4件の返信

  1. 昨日4月10日、40会のハイキングで三浦半島に出かけました。 桜は十分にきれいでした。都心にくらべると少し開花が遅いようでラッキーでした。
    小網代の森で榎の花が咲いているのをキヨノリさんに教えてもらいました。それが花だと初めて知りました。木もていねいにしっかり観察しないといけませんねえ。

    1. 三浦半島は八重桜も多いので長く楽しめますね。天気もよかったようで、岬の春を満喫されたことでしょう。
      今森を歩くと地味な花を咲かせている木があるのに気づきます。桜が終わって山が一斉に薄緑に萌えてきましたね。

  2. チューリップ、すごいですね。なかなかすっきり晴れなくて出不精を決め込んでますが来週あたりは少し遠出をと考えています。各地の色んな花便りに目移りしています。

    1. 昨日から馬見丘陵公園のチューリップフェアが始まりました。30万株だそうです。この期間は付近の道路が大渋滞しますので、ちょっと早めにパチリと撮ってきました。
      桜が終わるか終わらぬかのうちにチューリップ。春は次々と主が代わっていきますね。

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