電線上の声楽家

いりあひの杜の鶯ひとしきり

またまた「いりあひ」である。

夕刊を取りに出るとあの「帰りましょう」放送。
ゴーホームどころか間もなく夕暮れだというのに、鎮守の森からは鶯の声が絶えない。もう「老鶯」といっていいくらいの鳴きっぷりでこの先が楽しみである。
最近は、名前からはほど遠く山中にまで進出しているという「イソヒヨドリ」も電線などによくとまっていて、毎日実に佳い声を聞かせてくれる。鶯が鳴けば競うようにイソヒヨドリも鳴く。ともに素晴らしい声楽家である。

“電線上の声楽家” への5件の返信

  1. 何だか電線が五線紙に、鳥たちが音符に見えてきました。
    さぞかし耳に心地よい合唱を聞かせてくれるのでしょう。
    メンデルスゾーンの「おおひばり」を想像してしまいました。

    1. そう言えば電線は五線譜に見えますね。日中いろんな鳥たちがとまっています。
      おお、そうそう立派な声楽家には雲雀君をもらしました。
      頭上に雲雀、鎮守の森から鶯、電線からイソヒヨドリ。
      住宅地でこの環境。なかなか気に入ってます。

  2. なかなか賑やかな演奏会で楽しそうですね。
    さしづめ、雲雀が「ソプラノ」、老鶯が「アルト」、イソヒヨドリが「メゾソプラノ」のカルテットですかね。
    残念ながら声域が高くて、男声合唱にはなりえないね。

    1. 訂正!
      三重唱だから「カルテット」でなく「トリオ」だったね。

    2. 意外にね、イソヒヨドリのソロがいいんですよ。主旋律の担当を任せたいところ。雲雀君とパートチェンジさせた方がよさそうです。

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