夏燕四角に牛舎くぐりけり
黒南風や牧の泥濘ただならず
今日は三重県境にある里山に吟行した。
九十九折の山道をたどると、峠近くからは露湿りの風に牧の匂いが混じってくる。
やがて売られる運命にある牛たちの牛舎に近づくと、その匂いがさらに強くなった。
見渡してみると、雨が近いせいか燕が数羽しきりに低く飛ぶ。
開け放たれた牛舎のなかに飛び込んだかと思うと、そのまま直線にではなく直角に曲がってくぐって行った。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
夏燕四角に牛舎くぐりけり
黒南風や牧の泥濘ただならず
今日は三重県境にある里山に吟行した。
九十九折の山道をたどると、峠近くからは露湿りの風に牧の匂いが混じってくる。
やがて売られる運命にある牛たちの牛舎に近づくと、その匂いがさらに強くなった。
見渡してみると、雨が近いせいか燕が数羽しきりに低く飛ぶ。
開け放たれた牛舎のなかに飛び込んだかと思うと、そのまま直線にではなく直角に曲がってくぐって行った。
子どもの頃、近所で農作業のために牛を飼っている家が結構ありました。
玄関わきに馬屋があり牛が外に出ていることもありました。
牛が繋がれている家の軒先で遊んでいてボールを追って馬の近くまで行った時、馬の尻尾にはねられて泣いて家に帰った記憶があります。
のどかな時代が懐かしいです。
尻尾でよかったですね。蹄だったら大変なことでした。
母の実家では牛を飼ってたのを覚えています。谷水でよく洗ってたのも。
馬ではなく牛です。牛なのに馬屋と呼んでいましたね。