修学旅行生の銀座通り

東西の伽藍を結ぶ紅葉かな
大寺の松の下には薄紅葉

法隆寺といえば大きな松のイメージがあるが、境内に入ると桜もあれば紅葉もある。

夢殿がある東院と五重塔のある西院は長い一直線の石畳で結ばれていて、その石畳はそのまま西院の西端まで伸びているので非常に長い通路である。季節にはその通路を全国各地からの修学旅行生が行き交うのも法隆寺の風物詩だろう。
その通路とも言うべき石畳の連絡路には、北側だけに桜が植えられていて春には春の、秋には秋の彩りを添えている。どうして南側にないのか理由は分からないが、この片側だけ控えめに植樹されているところはまるで大路のような風格があって大変好ましい。

もう桜紅葉が始まっていて、松の濃い緑とのコントラストがこれから際だっていくシーズンを迎える。

“修学旅行生の銀座通り” への4件の返信

  1. 法隆寺は小学校の修学旅行以来ご無沙汰なので位置関係もおぼろになってしまいました。
    肝心の建物やその周辺の風景さえも記憶は遠のいています。
    先日の奈良のパンフレットで調べてみたら法隆寺駅という駅がありほだかさんのお住まいから近いと言う事がわかりました。

    来月、末の孫が修学旅行で行く予定ですが紅葉がきれいでしょうね。
    お小遣いをあげなくっちゃね。

    1. 法隆寺駅から南大門までは徒歩20分以上かかりますから、循環バスが一般的です。
      自宅からは竜田川を越えて5キロくらい。歩けば1時間。
      お孫さんにとっていい思い出になるといいですね。

  2. ホント法隆寺は格が違いますよね。小6の時の修学旅行で奈良~京都に連れていってもらいましたが、法隆寺が一番印象に残っています。白壁と石畳、あの佇まいは小学生にも別格と映るんだと思います。小中高の修学旅行は是非とも法隆寺に行ってほしいです。

    1. 修学旅行生にはあれこれ言うより、「法隆寺」という名前に込めた当時の期待をきっちり伝えられればもっと記憶に残るかもしれませんね。
      日本で最初の世界遺産指定の重みはあると思います。

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