先住の鶯巡り来る団地
ポストから朝刊を取り出したまま聞き惚れている。
あの、桐の花のある森と住宅地の境界あたりで谺するようによく聞こえてくる。
この住宅地は山を切り崩して造成したものだから、鶯にとっては人間たちはとんだ侵入者なのだが、まだまだ緑が多く残されているせいか、機嫌を損ねずに唄ってくれているようだ。
今年はずいぶん早い時期から鳴いていて、ますます喉には磨きをかけていそう。夏にはさらにいい声を聞かせてくれるだろう。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
先住の鶯巡り来る団地
ポストから朝刊を取り出したまま聞き惚れている。
あの、桐の花のある森と住宅地の境界あたりで谺するようによく聞こえてくる。
この住宅地は山を切り崩して造成したものだから、鶯にとっては人間たちはとんだ侵入者なのだが、まだまだ緑が多く残されているせいか、機嫌を損ねずに唄ってくれているようだ。
今年はずいぶん早い時期から鳴いていて、ますます喉には磨きをかけていそう。夏にはさらにいい声を聞かせてくれるだろう。
当地でも今年は近くで鶯の鳴き声をよく耳にします。
鳴いた方を眺めても姿は見えません。
でも緑の多い草むら、木々の方向から聞こえてくるのは確かです。
ジムへ通う途中鳴き声を聞かせてくれるのでうれしいです。
鶯を見つけるのは容易ではありませんね。ほとんどが藪のなかというか、下枝が密集しているところを渡りますから。高さもせいぜい1メートル止まり。一カ所に留まることをしませんからよけいに探しにくい。
たまたま見つけても地味な色だし、がっかりするかも知れません。巷間いうところの鶯色からはほど遠く、灰色に近いし。やはり、声を楽しむのがいいようです。
今年はうちの小さな小さな庭に2月から3月にかけて鶯が来てくれました。初めは下手な鳴き声、ごく近くにいるのはわかりましたが、姿は見つけられませんでした。窓ガラス越しに鳴き声が聞こえるたびに毎日観察していましたら、ついに見つけました。
木伝いに下りてきて地面に一瞬着地、すぐ南天、梅などに飛び移って鳴きながらしばらくして飛び去りました。
これをほとんど毎日のように繰り返し、我が家の楽しみになりました。
住んでいる所は遠浅の海を以前埋め立てた場所なので、先に住んだのは人間のほうです。(貝や魚は別にして)
鶯はあとからここにやってきたのです。
鶯と共生できるなんて、幸せなことです。
最近は野鳥の都会化が進んでいると聞きますが、都会の中でも鶯が見られるようになったんですね。これから夏にかけて、もう少し涼しい場所へお引っ越しするかもしれません。
鶯は水浴びが大好きなので、水のあるところがポイントです。
鶯を見つけるのは難しいですね。鵙や頬白は木のてっぺんだからすぐ分かるのですが木々の間ですから。でもあの鳴き声、何とよく響き渡ることか。体は小さいのに。びっくりします。
滅多に藪からは顔を出してくれませんのでチャンスは少ないです。水場があれば発見する確率が上がるかと思います。
当地では、住宅地すれすれに鳴いてくれるせいか、家々に谺してさらに声がよく響いてきます。
若い世帯が多いせいか植木がある家が少なく、住宅地へは入ってきてくれないのが残念です。