優雅な舞い

風花の降りてたちまちかき消えぬ

今日は珍しく午前中の散歩。

カイツブリの今日は2羽連れ。
ぐっと冷え込んだ朝いつものように彼らの動きを見ていると、八尾・柏原の方角から黒い雲が覆うように迫ってくる。
予報によるとときどき雪らしいが、案の定狐の嫁入りの雨ではなく雪、つまり風花である。
綿のようなふわふわした雪が地面に落ちるとたちまち泡のようになって消えてゆく。
積もる程度でもないので、ゆらゆらと舞うように落ちてくるのをしばらく楽しめた。

寒さも今が佳境。すすんで寒さを甘受しようじゃないか。
さすればまもなく来る春の足音が聞き取れるかもしれない。

今日よりは ひとつ歳あげ 雪見舞ひ

今日はまた 歳を重ねり 雪の花

60代半ばに達したこの日、午後になって30分ばかり辺りが真っ白になるほどの雪が舞った。

“優雅な舞い” への3件の返信

  1. 誠に優雅かつ、ロマンティックに詠まれましたね。素敵です。
    今日の雪はそんな雪でした。

    お誕生日おめでとうございます。
    5000句、目指して今日よりはますます健康に留意され、ご精進あそばされますように、期待しております.

  2. そうでしたか!
    お誕生日おめでとうございます!
    「風花」「雪見舞ひ」・・・素敵な表現ですね?
    「今日よりは ひとつ歳あげ」というのも。(私は、2ヶ月後ですが)nao

  3. ハッピーバースデイ!! お祝いに雪が舞ったなんてロマンチックですねぇ。

    「風花」、この言葉初めて知っていいなあと思ったのは映画の新聞広告。有馬稲子の写真が出てたが、丁度ご成婚前で新聞を飾ってた美智子妃によく似ていた、、、美人っていいなあと思ったものでした。もう50年以上前のこと、ちょっとませてましたかね。(この映画ググってみたら59年松竹の木下作品だった)

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