窮屈

襟爪をはずして帰る入学子

小1と中1。

6年の差は歴然である。
たまたま今日は地元小中学の入学式で、それぞれ式を終えて行き交ふようにして同時刻に帰ってくる。
小一は両親あるいは父母どちらかが同伴なのは当然だが、ガラガラのランドセルが乾いた音で過ぎてゆくのがかわいらしい。教科書はいつ配られるのだろうか。いっぽう、あるお父さんなどは最近流行りのリュック型バッグを背負っていて、入学式に何で?を通り越して微笑ましいシーンである。
中学のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちは友だち同士連れ合って帰ってきたが、くっきり校章を染め抜いた真新しい背負い鞄、セーラーの白いスカーフが初々しい。手がすっぽり隠れるほど長いシャツの袖が制服からはみ出しているなどは愛嬌である。
それにしても、あの詰め襟の制服というのはなんと息の長いものであることか。首はおろか脇までも自由がきかなくて、いまだに中学生というのが窮屈なものであることを再認識させられた。
何万円もするブランド制服というのもいかがなものかと思うが、昭和がもうずいぶん遠くになったことだしもっとイージーな制服あるいは服装というものがあっていい。

晴姿

門口に幼見送る入学児

着飾った両親に手を引かれた新入学児。

随分早い入学式だなあと思いながら、その後ろ姿を見送ったが、心なしか、新入生は鞄が歩いてるような感がしないでもない。
最近は児童の鞄の中身がドリルやら練習帳などでふくれあがって、新入生でも六、七キロはざららしい。高学年ともなると十キロもある子がいるとも聞く。
体重の何割もあるようなものを、あんな小さな肩に負わせるのだから可哀想な気もするが、子供たちも負けずしっかり体力をつけてほしいものである。