昔のままの

登校児つれだち駆ける梅雨晴間

久しぶりに雨のない日。

集団登校の子供たちも心なしか元気がいい。
なかなか戸から出てこない友達をじっと待つ間も賑やかに。
やっと出てきた子とさっそくの駆けっこだ。
ここにはいじめの予感は何もない、昔ながらの光景が見られた。

梅雨の晴れ間に

五月晴いよいよ昏き大峰山
まなかひの峰は異国に梅雨晴間

梅雨入り宣言の翌日の昨日は快晴。

文字通り「五月晴」である。
おまけに空気の透明度は年に数回あるかどうかの澄み具合。
おかげで、吉野、大峯の山々がいつになく黒く大きく鮮明に、ぐっと身近に迫って見える。こんな光景は真冬でもめったにないことで、当地に越してきて初めてのものだ。

しかし、考えてみれば奈良盆地からみて吉野以遠は天領、言ってみれば国の姿もまるでちがうし、人を寄せ付けがたい異境でもある。その異境の峰が平地に向けて倒れ込んでくるかのような迫力さえ感じるのであった。