すべり台

すべり台殿の子の着ぶくるる

奈良まちのある公園での光景。

保育園児十人ほどと保母さんが奈良公園の外れの小さな公園で遊んでいる。
めいめいの子をそれぞれ好きな遊具のところで遊ばせているのだが、そのなかですべり台の3,4人の子が目に映った。
すべっては登り、すべっては登りしているのだが、ダウンのコートを着た子がいつも決まったように列の最後なのである。

しまいにはすべり台にはすぐ飽きたようで、シーソーの方へ走ってゆく。

着ぶくれの子のすべり台すぐ飽きて

不格好

着ぶくれの朝の洗顔跼まる
着ぶくれの背はますます親譲り

今日はよく冷えた。

ベッドから起きたら急いでいつもの重ね着。外へでかけない日はその格好で済ましている日もある。ゴミ出し程度ならそのままだ。近所の目も気にならない。
昔に比べれば随分かわったと自分でも思うが、実質的にはそれほどひどいとは思っていないからだ。

ただ、着ぶくれたままでは洗顔など水を使うときが不都合で、袖口の始末が悪いのには困ってしまうが。

極寒仕様

着ぶくれてふんぞり返る会釈かな
着ぶくれて突つきもされる胴回り

格好なんて構っていられない。

何ちゃら暖とかいう発熱下着の上にあれやこれや着込んでいざ、いざ。
よく見れば、周りもしっかり極寒仕様。
お互いに腹回りを指さして大笑い。
吟行に出て風邪を引いたではすまないのです。