真っ直ぐに育つ

遠足の子らの会釈をもらひけり

一団の行儀のいい学校、そうでもないかなと思う学校。

よく言えば、学校のカラーというものが出るのも遠足、修学旅行である。
集合写真に並ばされるときの時間にもそれが現れる。
さっさと列について、さっさと次のクラスに交替していくのを発見すると、好感がもてる。
待っている列のそばを抜けようと思ったら、列の子らから元気な声を掛けてもらった。
不意のことなので驚いたが、こちらも負けず挨拶を返すことができてほっとするものを感じた。
どこの学校かは知らないが、真っ直ぐに育っている環境に思いをいたすのである。

行儀

ガイドには行儀よろしく遠足子

法隆寺あたりはシーズン。

遠足、修学旅行入り乱れ、次々とバスが乗り込んでくる。
すこぶる行儀のいい学校もあれば、やりたい放題好き放題の学校もあって、生徒たちを眺めていると世の中の縮図のようだなと思ったりする。
平均的には、先生やガイドの話にはわりと耳を傾けているようで捨てたものじゃないと安心もできる。先生にとっては事故があってはいけないし、えらく気の張る行事だと思うが、生徒をガイドに委ねたときなどはどこか緊張がほぐれた様子なども垣間見できる。

ひるがえって、自分たちの頃はどうだったかはよく覚えてはいないが、記憶にあるのは弁当の中身だったり、行き帰りのバスのきれいなガイドさんだったりして、肝心の遠足先のことはまるで覚えていない。