県花、市花に

簪にしよ紅馬酔木白馬酔木

馬酔木の花が盛りである。

花いっぱいの房が垂れてるさまはまさに「花かんざし」の風情。
これを「鈴」と言ったり、「簪」にたとえたりするのは類想だけど、やっぱりそういう風に詠んでみたくなってしまう。
白もいいけど、先染めの紅もいい。
鹿が遠ざけるため奈良市内には目立つ花で、個人的には奈良の県花、市花としてもいいくらいではないだろうか。実際の県花、市花は「奈良の八重桜」だけど。

“県花、市花に” への4件の返信

  1. もう馬酔木の咲く季節ですか。
    時の巡りはぼんやりしているとあっという間に過ぎてしまいます。
    年度末の色々な行事や申し送りに追われて花を愛でる余裕を失くしていました。
    忙しすぎるのも問題ですね。

    まさに花かんざし。紅馬酔木白馬酔木が絶妙です。

    1. 吟行した人の話では、飛鳥も真っ盛りだったそうです。なんだか急に咲いたという印象です。
      なかなか見応えがあります。

  2. 馬酔木は馬が酔うくらいだから(漢字を見ての感想です)、鹿も酔うのですかねえ? 毒があるのかな?
    人間が見ているかぎりでは、可愛い花です。
    花簪にぴったりですね。かすかに揺れたりするのがいいですね。

    1. 毒があるのをよく知ってるとみえて、鹿は口にしません。そのせいか、奈良公園、とくに春日大社あたりは馬酔木だらけです。下草や背の届く樹の皮はすべて食べてしまうので、とくに目立ちます。
      今年は最高の出来だと思うくらい見事です。

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