夢中

夕映えのげんげ畑の立ち話

一面が紫の田が目を引いた。

いつもなら素通りするところ、遠回りして近づいてみる。
近所の主婦と見える三人組は見飽きたであろう蓮華草には見向きもせず、暗くなろうとしている時間をなお井戸端会議中の様子。
バイクを停めて見入っている人間もまったく目に入らないらしい。

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