池の水引いて沖なる鴨溜
鴨が来る池の水量がずいぶん少なくなった。
例年に比べ1メーター近く下がっているので、池の縁は底が露わになって汀が沖に延びている。日当たりのいい汀には、セキレイの番が水浴びをしていたり、ゆったりとした時間が流れる。今日も小春日和だ。
すでに真鴨が飛来しているが、鴨たちは沖の中央あたりでかたまっている。
満水のときには、足下にまで鴨たちが来てパンなどをねだるほど近い存在なのだが、今年は双眼鏡で眺めなければよく見えないほど遠い存在となっている。
十月には二週連続して台風が来るなど、降雨量は問題ないと思うのだが、いったいどういうわけだろうか。
朝晩は冷えますが日中は小春日和、素晴しい秋天一碧。
鴨の飛来の時期なんですね。
実家のほうでも冬鳥は見られませんでした。
恒例のミニ同窓会(6名)今年は私が案内役の番であった。
皆が違う集落に育っているのでそれぞれ自慢の場所も違ってくる。
私は波瀬のどん詰まり「室の口」、昨年の案内人は「下の瀬古」の入り口集落。
一人が「下」より「口」のほうが開けているので文化は口から入ったのでは?と面白いことを言った。
子どもの頃は何の興味も持たなかった場所が愛おしく思える。
小さな伝説や歴史散策はまるでミニブラタモリ並みの興奮である。
最近、万葉とことめの里にちなんだご当地ソングができたらしい。
集落の紅葉はまだ粧い始めたところ、10日もすれば山はすっかり色づいて
見ごろを迎えるだろう。
私のお気に入りの一本の標本木のモミジも三分といったところ。
父母の田舎では、一日三往復のバスを、川の上流に向けて「上り」、川下へは「下り」と呼んでたような記憶があります。ものや情報、あらゆるものが下流の新宮から運ばれてくるんですがね。
今年は、桜紅葉の赤が殊にきれいです。雨に打たれて落ちた葉もカラフルで目を楽しませてくれます。
小さな伝説や歴史散策はまるでミニブラタモリ
本物のブラタモリ。なかなか好評ですね。
ここ宝塚が来年1月13日に放送されます。その後、有馬へと続くかもしれません。地元の歴史研究者N氏がお相手したそうで、楽しみにしております。あの番組、さすがNHKですね。スタッフが40名程参加しているとか。タモリも予習はするんだろうけど、「お相手していて聡明な方だと感じました」とはN氏本人の弁。
乞う!ご期待!!
あの番組からは新人女子アナウンサーが育ちます。今の子も最初はそうとう鈍い子で、よく入社試験に通ったもんだなと呆れるレベルでしたが、1年半もやると形になってきました。何しろ、あのタモリが相手ですからね。打てば響くような機転がきかないと番組がだれるのです。
NHKへのタレント進出がひどくて、座談、対談を任せられる名アナウンサーが育たなくなると危惧しています。ブラタモリに期待。