耳成のつねよりまろし霾曇
風が強いせいか、黄砂の降り積もりは見られない。
盆地は言ってみれば大きな窪みだから、黄砂も集まりやすいはずだが、ヘルメットのフェイスが叩かれるというほどでもなかった。畝傍も、耳成もすそは靄がかかっているようだが、頭の部分は目視できるレベルで、幾分稜線がいつもよりまろやかである。
花粉症が幾分治まったかなと外出してみたたが、今日は黄砂を含む風のなかに身を置いたためか、泪がやたら止まらなかった。
明日は、結社の吟行を法隆寺でやるというので、地元代表としてがんばってみます。
そう言えば、あすは花祭りに当たる。今まで、花御堂、灌仏にはまったく縁がなかったので、法隆寺仏生会には真っ先に駆けつけようと思う。
霾曇は「よなまつり」と読み黄砂で曇った空のこと、と。
今日はそんな一日でしたね。
風があると車のフロントガラスの汚れもさほどではないが一昨日はひどい状態のまま運転したら手術前の見え方に戻ったようで驚いた。
明日は花祭りですね、日曜日なので賑わうのではないでしょうか。
子どもの頃は甘茶をいただきに行った記憶がありますが最近ではその日さえ忘れている有様です。
地元での吟行、是非頑張って素晴らしい句を披露してください。
この本部吟行というのは、いつものまほろば句会より多い七句出句です。何回か訪れている法隆寺ですが、私の実力では季材がなかなか見つけられない難所です。かぎられた時間でどこまでやれるか。
やれるだけやってみます。
よなまつりではなく「よなぐもり」でしたね。