体たらく

炎天の瓦礫の山に立ち向かふ
汗つたふ戦闘服とヘルメット

明け十日。

炎帝の支配のもと、水まだ引かぬ町、道路、壞れたままの家。
この荒梅雨がもたらした炎熱地獄に、行方不明者の捜索、泥かき、後片付けに追われる被災地。

被災地の地獄を思えど、昼過ぎに早くも音をあげてエアコンにすがる体たらく。明日はわが身かもしれぬのに。

義援金は被災者に、救援金は復興に使われるという。せめて貧者の一灯を。

“体たらく” への2件の返信

  1. 被災者の方たちには申し訳ないことですがエアコンを我慢して体調を崩すより快適な生活空間を確保することは高齢者にとっては必須条件と考えを改めました。

    毎日の昼寝も老齢の身にはむしろ健康維持の一方法。
    これぐらいの甘えは許されていいかと勝手に解釈しています。

    タイの洞窟に閉じ込められた13人の救出が唯一うれしいニュースです。

    1. 風が吹かない猛暑日は堪えますね。どこにも逃げ場がなくて、畳の上で伸びてます。

      サッカー少年たちの救済は下手すると数ヶ月という話もあったので、W杯のテレビ観戦も可能になりました。良かった、よかった。

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