花の都の花衣

花衣異国の言葉を交わし居り

昨日に続いて今日の季題も「花衣」。

今日は今を盛りの桜を求めて京都を訪ねた。
円山公園から清水寺に向けて、二年坂から三年坂、そして舞台に近づくにつれやたら和装の人たちが目立つ。
最初は「桜に似合いの花衣」と喜んでいたが、どこかが、なにかが違う。
そう、顔つきで日本人かとばかり思っていたのに、半分くらいの人たちがアジア系の言葉を話しているのだ。
どうやらどこかで観光客相手に貸衣装商売をしてるらしい。
なかには、完璧に欧米人とおぼしき大柄で体格の立派な女性を見かけたが、丈もサイズも問題なく用意されてるとみえ、あの長い坂をぐいぐいと登っていくのには圧倒されてしまった。

白川の辰巳橋から。このあとアオサギが目の前に着水し、人目も気にせず堂々と足下の橋をくぐっていきました。

“花の都の花衣” への2件の返信

  1. 祇園~清水寺、そんな光景があるんですね。中国語とハングルが中心なんでしょうか。でも伝統文化を味わってもらえるし、観光収入も得られるし、ウイン・ウインでいいじゃないですか。グッドアイデアだと思います。

    桜の頃のこの界隈、二つ思い浮かびました。(何れも夜桜ですが)

    ①「清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みなうつくしき」
       (みだれ髪・与謝野晶子)

    ②祇園小唄.....この歌いつ思いだしてもいいなあと思います。
       ♪~月はおぼろに東山 
         霞む夜毎のかがり火に
         夢もいざよう紅桜 
         しのぶ思いを振袖に
         祇園恋しやだらりの帯よ

    京都にも近いし羨ましい限りです。。

    1. 中国が半分であとはタイ語とか東南アジア系が多かったようです。韓国語はあまり聞かれなかったような。

      機会があれば夜桜と思っていたのですが、夕方に行った清水寺のライトアップが8日でもう終わったらしく諦めて帰ってきました。白川の辰巳橋界隈の夜の雰囲気もよさそうですが、疲れたので戻る気がしなくて。辰巳橋からの写真だけ貼っておきます。

      JRで行くと乗り換え1回で約1時間20分で京都駅です。春夏秋冬各1回ずつは楽しめそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください