仏生会

金銅の杓の細きに甘茶仏

法隆寺の甘茶仏は伽藍の大きさにくらべてほんとに小さい。

花籠に埋もれてしまうくらい小さいのである。
そのせいか甘茶をそそぐ杓も金銅でこれくらいないと言うくらい小さい。柄も細くて、甘茶をすくうにはていねいな扱いが必要になる。
杓が小さいので一回分の量とてしれていて、多くの人がそそいでも灌仏盤があふれる心配はなさそうである。
法隆寺の甘茶仏は左手が天をさす珍しいものであった。

“仏生会” への2件の返信

  1. キリストの誕生日は世界的イベントのようになっていますが釈迦の誕生日はあまり話題になりませんね。
    忘れていることも多くニュースで知ってああ今日は4月8日なんだと改めて思う程度です。
    小学校の帰り道、友人とお寺に寄り仏さまに柄杓で甘茶をかけたかすかな記憶があります。
    その後甘茶をいただいたのですがあまりおいしいとは思えなかったような・・・

    ここ数日の気温の上昇でようやく眼前の桜がほぼ満開を迎えました。
    開花から2週間以上になるでしょうか。
    まさに花祭りです。もう少し楽しみたいな~

    1. 葉っぱを煎じたもので砂糖などは加えてない天然のものですからね。ちょっと甘いかなという程度です。

      顔を上げるとどこかしらと桜が見えます。山の斜面、町役場周辺、図書館周辺、川向こうの工業高校、などなど。散り始めましたね。

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