親子鯉

幟杭省いてフェンスに凭れおり

五月、端午の節句は終わっても鯉幟が似合うシーズンである。

隣家ではどういうわけか庭のフェンスに斜めに立てかけてある。
来年はどうだろうか。

“親子鯉” への6件の返信

  1. 五月の青空には鯉幟が似合いますね。

    どういうわけか端午の節句が終わっても鯉幟が泳いでいる地方があります。
    旧暦で飾るのでしょうか?

    お雛様を片づける際、とりあえず後ろ向きにしておくように男の子も出世が遅れないよう一時的な処置?と言うのは穿った見方?

    1. そういえば、鯉幟の賞味期限というのは聞いたことがないですね。だいたい五月中くらいは上がっているような気がしますが。

  2. 5月5・6日と漸く晴れたが6日は竜巻やら雷雨やらでおよそ薫風に泳ぐ鯉幟という感じではなかったです。どうも不安定ですね。

    鯉幟、江戸時代からなんでしょうかね。先にも引用しましたが、奥の細道で芭蕉が佐藤兄弟の実家を訪ねて詠んだのが「笈も太刀も五月にかざれ紙幟」で、これはまだ鯉幟ではなく単に紙製の幟(祝い事など書いた)だったのかも。。

    1. 北関東では大変な被害が出ましたね。10年に一度クラスのパワーだったようですが、そもそも竜巻なんていうのは言葉としては聞いていたが、そんなに頻繁に発生するようなことは昔はなかったような気がします。
      これも地球温暖化がもたらす気候変動の振幅度合い激化の一つなんでしょうか。

      芭蕉は佐藤兄弟の実家にも立ち寄っていたのですね。さらに平泉の句につながっていく。。。

      1. 芭蕉と言えば毎週ラジオ聴いているのですが、尻切れトンボに終わっています。
        前回も確か字余りまでは記憶にあるのですがその先は夢うつつ。

        「100分DE名著」終わりましたね。
        ダイジェスト版として楽しめました。
        次は林望さんのを読んでみようかな。
        性格 フローチャートは面白かった!!
        私「明石の君」と診断され、まじめで芯のあるガマン妻ですって。
        大外れでした。

        「平家」は欠かさず聴いています。
        先週、加々美アナの朗読「祇王」に涙しました。
        原文の個所を探すのに四苦八苦です。

      2. その通りです。
        奥の細道で芭蕉が尋ねた源平ゆかりの地を整理しておくと、

          ①那須野 那須野与一
          ②佐藤兄弟実家 「笈も太刀も五月にかざれ紙幟」
          ③平泉 「夏草や兵どもが夢の跡」
                「卯の花に兼房見ゆる白髪かな」(曽良)
          ④小松多太神社 「むざんやな甲の下のきりぎりす」 

        でしょうか。そして終の眠りの地が大津の義仲寺であります。。

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