ポケットは木の実でいっぱい登山道
住宅会社主催の森の見学会に参加した。
かつて吉野杉生産で賑わった川上村で、熊野奥駆けのスタート地点周辺を40分あまり散策する。修験道のコースとしては険しさが並でないらしく最近は敬遠気味だというが、なるほど登りはじめてすぐに息が上がってしまう。
ただ、バスの中では難しい話に沈黙していた児らも、フィールドへ入ったとたん目の色が変わり子供本来の好奇心でずんずん先頭を進んでゆく。
目に付くドングリやらの木の実を片っ端にポケットに突っ込んでいき、ついにはガイドさんのポケットまでもが収納袋となった。