15年の句から(前編)

恒例の一年の振り返りです。
前半10句に絞ってみました。

勧請の縄あらたまり寒に入る
晴るる日の一ト日つづかぬ四温かな
探梅の三脚肩にこたへくる
撒餌につひぞ寒鯉浮かぶなし
砂舞へば神のよろこぶ春祭
恋猫の深傷舐めてこともなげ
九十九里の目刺の曰く言い難き
告示日の連呼聞きゐる朝寝かな
花房の小さきは山の栗にして
鮎占の神事に凶の出たるなし

ベスト3を上げるとすると、

1 探梅の三脚肩にこたへくる
2 勧請の縄あらたまり寒に入る
3 花房の小さきは山の栗にして

でしょうか。

6 Replies to “15年の句から(前編)”

  1. 今年もよい句が沢山出来ましたね。私の好きな順番です。

    花房の小さきは山の栗にして
    勧請の縄あらたまり寒に入る
    砂舞へば神のよろこぶ春祭

    1. ありがとうございます。
      自画自賛の振り返りですが、こうやって眺めてみると徹底して自身を殺すことに成功した例と言えるかもしれません。
      これからも伝統俳句、花鳥諷詠の道の真ん中めざして進もうと思います。

  2. 伝統俳句、花鳥諷詠の道の真ん中めざして。素晴らしいですね。きちんとした句会に入り切磋琢磨してるのが実を結んでるのでしょう。いい句が並んでいると思います。私も「探梅の三脚肩にこたへくる」がいいと思いました。

    1. ありがとうございます。
      三脚持ってないのですが、月ヶ瀬梅林のアップダウン激しい谷を歩いていたら、梅目当てのカメラマンが本格装備であちこち動き回るイメージが湧きまして。
      作った句ですが、やはり現地に立ってこそ着想できるのだなあと思いました。

  3. 今年もこの時期が来たのですね。
    時の流れの速さが身に沁みます。

    私の選んだベスト3です。

    ① 勧請の縄あらたまり寒に入る
    ② 恋猫の深傷舐めてこともなげ
    ③ 鮎占の神事に凶の出たるなし

    1. ありがとうございます。
      昨日今日の二日だけ詠まなくていいのが何か新鮮です。
      勧請縄の伝統は近畿独特のようですから、地の利に恵まれたと言えますね。③はテレビ、インターネットを使ったバーチャル吟行です。伊勢の瀧原別宮近くでの行事です。

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