梅のよく咲いて鳥来る日替りに
日替はりに鳥来る梅の飽かざるよ
今年は庭の梅の花が長い。
今頃になってもこの冬の寒さを上回る冷えが続くせいだろうが、こんなことは今までなかったような気がする。
蕾状態のものも全体の半数ほどあり、この分では二月はおろか三月上旬までは確実に咲き続けるような気がしてきた。
香りも傍に寄らねば分からないほど微かな種類であるけど、それがかえってこの木の奥ゆかしさが感じられて、今まで素人のさんざんな剪定に痛めつけられてきた割りにはよく頑張ってくれたと思う。
おかげで、毎日のようにやって来る鳥を楽しめる。
ここんところはツグミがよく来るようだ。
お詫び
文法ミスで句の部分が表示されていませんでした。最終確認しなかったのが原因でご迷惑をおかけしました。
昨日夕方、それこそ野梅の畑へ踏み込んで梅を観賞しました。
まだまだ満開には程遠い感じ。
広い畑なので香りはあまりしません。
前は川、裏山は夏ミカン、竹林なのできっと鳥たちが集まるでしょうね。
どんな鳥が来るのか聞き忘れました。
たしかに一般的な梅の満開の時期はこれから三月にかけてですから。この寒波が引いてくれないと季節はなかなか進みませんね。
実梅を取る種類ならば香りも微かなのかもしれません。うちの梅も相当古くて、多分「白加賀」という種類だと思います。香りは近づかねばならないし、ちゃんと実が生るし。
日替りで庭の梅を愛でにやって来る鳥を楽しむ。梅源郷じゃないですか。
今はツグミが一番目立ちますね。
今朝の読売俳壇矢島渚男撰に
「魚捕りしカワセミ襲ふ冬の鵙」
ってのがありましたが、ホントあるんでしょうかねぇ。
餌が少なくて、カワセミの獲った魚を横取りしようとしたのですね、きっと。川では、カワセミがテリトリーに侵入したカイツブリにダイブまがいの威嚇をしていたのを目撃したことがあります。
冬を乗り切るために鳥たちも必死なんでしょう。