寒波寒波

荒鋤の田の面累々薄氷

春の雪が解けて田の土は真っ黒である。

切株はまだ完全に鋤込まれてはおらず荒鋤のままだが、その窪み窪みに氷が張っている。
氷が張らなくなって、虫が這い出るような頃ともなると、あらためて田起こしが始まるのであろう。
ただ、田植えが遅い盆地にあっては、その田起こしの時期も定まらないようで、毎年気がつけばいつの間にか終わっているような感じがする。
いずれにしても、この寒波が終わり、何度か寒暖を繰り返しながらやってくる本物の春が待ち遠しい。

“寒波寒波” への2件の返信

  1. 冷え込みはしたものの日脚は随分伸び陽射しも燦々と降り注ぐ。
    昨日お昼頃思い切って三重へ。
    日も長くなり明るいうちに墓参。
    梅に水仙、寒菊、シキミを供える。
    この寒さ、墓石に水を注ぐのはためらわれるがやはり水は命。
    その水が今朝は氷になっていた。

    毎年梅を持たせてくれる友人が今年も大量の剪定した枝を用意してくれた。
    帰りは梅の香りが車中を満たしていた。

    1. 「薄氷」とはとても言えないような本格的な氷が張りますね。春ははるか遠いという印象を受けます。
      梅の枝ものをどっさりもらって、これから長い期間楽しめますね。「枝もの」と言えば、福島市の渡利地区は枝ものの産地で、春は桃源郷といわれるほどの花の名所だと言うことです。一度は見てみたいものですが。

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