泥濘るみて茅花流しの牛舎かな
牛舎吹く茅花流しの密度かな
タグの耳ぶるっと茅花流しかな
青葉冷え、青葉寒というのだろうか。
昨日今日と寒い。
黒南風とまではいかなくて、風も湿り気を帯びている。
こういうのを茅花流しというのだろう。
大和牛。ブランドとしては二流かも知れないが、味はいけている。もう少し本気を出して、清潔で快適な環境で育ててやれば全国ブランドになりうると思うのだが。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
泥濘るみて茅花流しの牛舎かな
牛舎吹く茅花流しの密度かな
タグの耳ぶるっと茅花流しかな
青葉冷え、青葉寒というのだろうか。
昨日今日と寒い。
黒南風とまではいかなくて、風も湿り気を帯びている。
こういうのを茅花流しというのだろう。
大和牛。ブランドとしては二流かも知れないが、味はいけている。もう少し本気を出して、清潔で快適な環境で育ててやれば全国ブランドになりうると思うのだが。
今朝も寒いです、新聞を取りに行ったらぶるっ!!なるほど、茅花流しですか。
今年は梅雨入りも早いそうですが今朝は抜けるような青空です。
一流から二流まで全国には数多くの有名ブランド。
酪農家は牛を手放すときどんな感慨を催すのだろう。
そんな感傷に浸ることはないのかも・・・あえていえば満足感かな。
子どもが小学生の時の教科書にそんなお話があったような。
成長して町に売られていく牛を見送る農家の少年の目には涙、牛の目にも涙。
その時、牛も涙を流すのだとこちらも涙ぐんだ記憶を思い出す。
いまちょうど道端、川の土手などに穂が伸びています。この穂がほぐれるような南風という意味でしょうか。明るいけれど、ちょっと湿り気を帯びているような感じです。
口蹄疫で止むなく殺処分せざるを得なかった農家の顔が今でも思い出されます。売るものと分かっていながら、それなりに愛情を注いでおられるのでしょう。
「茅花流し」
この文字、どこかで見たなぁ。
葉室麟の時代小説だろうか?
ネット検索したら、「剣聖の 里曲 茅花流しかな」が
まず目についた。
茅花は 孤影をイメージしますが、ほだかさんの三句は
鈍重な牛との組み合わせ。
好いですねぇ!
今日は午前中から寒い雨です。茅花流しは茅花の穂を散らす南からの雨、ないし湿った風ですが、今日のは冷たい西風。「筍流し」「筍梅雨」というのでしょうか、梅雨の前触れのような雨です。
湿った風にのってくる牛舎の匂ひは独特なものがありますので、茅花流しと組み合わせてみました。黒南風となると、山や高原に放牧された牛が草を食んでいるシーンが似合いそうです。