禅寺に秋蚊打ちをる在家かな
気温が急降下して蚊がおとなしくなったようだ。
どこか弱々しく、簡単につぶすことができるようになった。
唐招提寺では、高名なお坊さんが弟子たちに殺生を戒めた故事から有名な「団扇まき」の行事が生まれた。
修行の徒でもなく俗世の人間としては、まるで親の敵のように蚊や蝿、ゴキブリの類いを追いまわしているが、せっかくの貴いお詣りも不信心なことである。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
禅寺に秋蚊打ちをる在家かな
気温が急降下して蚊がおとなしくなったようだ。
どこか弱々しく、簡単につぶすことができるようになった。
唐招提寺では、高名なお坊さんが弟子たちに殺生を戒めた故事から有名な「団扇まき」の行事が生まれた。
修行の徒でもなく俗世の人間としては、まるで親の敵のように蚊や蝿、ゴキブリの類いを追いまわしているが、せっかくの貴いお詣りも不信心なことである。
唐招提寺の「うちわまき」調べてみました。
ただ団扇をまくだけではなく由来があるのですね。
私の場合は手に負えなくて手よりもさらに大きな団扇で叩けば面積が大きい分つぶす確率も高くなると言う慈悲のない行いでした。
蚊の出番も少なくなりましたが蚊をたたくときにはちょっと団扇まきの故事を思い出すとしましょう。
最近は、蚊の媒介で怖い伝染病もあるようですから、蚊に食われないようにするのも大事です。
ちょっと長い間庭に出るときなどは、ハッカをスプレーしたりして蚊を遠ざける工夫も必要ですね。