蓑虫の萩衣

枯れ枯れて萩は乱れの糸とかず

咲ききった萩が枯れている。

乱れた枝が枯れるとそのまま糸のように細くなって、まるでこんがらがった糸のように見えてくる。
よく見ると、いくつかの株には絵に描いたように蓑虫がぶら下がっている。まさに蓑虫の萩衣である。
いつ、どんな条件がそろえば顔を出して冒険の旅に出るのか、それは分からないが、小春日が続くような日並みには目撃できるかもしれない。

“蓑虫の萩衣” への2件の返信

  1. 蓑虫の萩衣、表現力豊かですね。萩衣から顔を出したりするのかしら?

    いろんなものを纏い冬に備えているのでしょうね。
    そんな蓑虫の健気さも知らず子どもの頃は好奇心に駆られ無理やり衣をむしり取ったり残酷なことをして遊んだものです。
    蓑虫さん、ごめんなさい。

    1. 簑を編むのに萩の葉がいい具合の大きさ、薄さなんでしょうか。
      葉が茂っている秋のうちに編み終わるので、毎年新調しているに違いありません。と言っても、交尾、産卵後は死んでしまうはかない命で、今は数を減らしているそうです。

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