隠しなき翳りきざして合歓の花
花合歓の水面に落とす老の影
あの扇のような形をした花が散っている。
木の上にあるときはまるで美人の睫のようでもあり、雨に濡れれば愁いに沈む西施の風情さもありなむである。
が、美人薄命のたとえの通り、さすがの花合歓もいつかは衰える。
地面に落ちて、雨に叩かれるのは見るさえ無残。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
隠しなき翳りきざして合歓の花
花合歓の水面に落とす老の影
あの扇のような形をした花が散っている。
木の上にあるときはまるで美人の睫のようでもあり、雨に濡れれば愁いに沈む西施の風情さもありなむである。
が、美人薄命のたとえの通り、さすがの花合歓もいつかは衰える。
地面に落ちて、雨に叩かれるのは見るさえ無残。
美しいものほど枯れた時や衰えたときの落差が大きく無残です。
これは人間にも言えることではないかと近頃思うことしばしば。
久しぶりにテレビに登場した女優さんの変わりよう・・・
それでもさすがは大女優、美貌の片りんを垣間見ることになる。
老いは誰にでも等しく来るもの、それを補うのが振舞い、知性、教養等々ではなかろうか?
そうですねえ、年齢の力といいましょうか、熟した美が分かる歳にもなりました。
花合歓の水面に落とす老の影
老いはいかんともしがたく、何人も抗えない。
しかし昨今の古稀越え世代の、何と元気なことか。
昨日は津のホテルに90名の同窓生が集まりました。
北は北海道から南は岡山まで。それとドイツから参加のバイオリンのYさん。あっという間の3時間。
北海道のK(旧M)氏は参加者全員に六花亭の小袋のお土産。岡山のM(農学博士)氏からは、特別に新開発のトマトの新種をゲット。来夏が楽しみである。
老の影をものともしない「花合歓」のご夫人方に、圧倒されまくりの一日でした。
昨日は別件で参加できませんでした。
ご婦人方に圧倒されましたか。たしかに、そのような会に参加できるのも健康のおかげ。
北海道のK君は粋な手土産持参ですね。トマトの新種開発にいまだ頑張ってるM君、見上げたもんです。Y女史は今回お一人の参加でしょうか。いやはや、みんな元気、元気。
明日は平均年齢80歳くらいのパーティの司会役。こんな役何年ぶりだろう。一応用意したシナリオ原稿、はたして裸眼で読めるか。