蝉の声鐘の音

鐘涼し真神が原をさまよへば

いろいろ季材を探すのだが、これぞ秋というシーンはまだ少ない。

法師蝉も一声きり、桔梗も暑さのせいか元気がない。
早稲などは穂が育ちつつあるところもあるが、盆地のほとんどはいまだ花すら咲いてない。いまだ青田である。
きれいな水が流れる田には田螺が這い回る跡が目立つ。蜷の道だ。
そうこうしながら飛鳥をさまよっていると、飛鳥寺の鐘が聞こえてきた。この時期観光客もまばらで、耳に届くのはこの鐘の音と蝉の声。涼しさで言えば鐘の勝ちである。

2 Replies to “蝉の声鐘の音”

  1. 今日も不快な暑さにほとほと参ってしまう。
    お盆休みの為ろくなお稽古もしないままお習字の提出日が来てしまった。
    もうどうにでもなれとやけ気味の日々である。

    愚痴に始まり愚痴に終わる一日の納めは稲光と雷、そして期待の激しい雨。
    これで多少なりとも気温が下がればよいのだがはたして明朝は?

    観光客の少ない飛鳥の夕暮れの鐘は何となく郷愁を誘うものがありますね。
    飛鳥には秋がお似合いです。

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