一見の価値

夕月の刃蒼みてすさまじき

びっくりするほど鋭い。

触れれば指が切れるような凄味を帯びている。
夜になるとやや黄味がかかってやわらかい月に戻るのだが、この時期の夕月はもう冬の冴えの様相を見せ始める。
明後日が後の月で旧暦九月十三日、十三夜である。今宵は十一夜であるが十分に美しい。
しばらく立ち止まっていると、露がまといつきそうなほど夜は冷えてきている。
長時間は見てられないが、十三夜は台風の影響があるかもしれないので一見の価値のある今夜の月である。

2 Replies to “一見の価値”

  1. ここ数日の好天で毎夜お月様を眺めてから寝ることにしています。
    三日月の頃から冴え始めました。

    間もなく夜明け前、東の空が白み始めました。
    すでに草刈りの済んだ堤防を散歩する人もチラホラ・・・
    短い季節を楽しみたいですね。

    1. 源氏物語の定家本「若紫」が発見されたとか。まだまだ宝は眠っているかもしれません。
      平安の月も現代の月も、この時期愛でることには変わりありません。
      週末はスーパー台風に成長した台風がくるというので、いまのうちに風対策をしなきゃなりません。
      月を楽しめるのは今夜までかも分かりません。

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