脂身

小鳥來て稿の進まぬ書斎かな
枝に刺す牛脂目当ての小鳥来る

散歩シーズンがやってきた。

あの夏の暑さでは外を歩く意欲すら湧かないが、これから冬鳥のシーズンとなると少々寒くても全然気にはならない。むしろ、わずらわしい汗に悩まされることがないので、距離だって伸びる。
怠けたはずみで増えた脂身ともおさらばしたい。
脂身と言えば、ふだん目にする鳥はひまわりの種を好むものだが、むしろ牛脂などを好んで食べる種類がいるようだ。虫など動物性のものを食べるものなら、いける口かもしれない。

“脂身” への2件の返信

  1. 木の枝にミカンはよく見かけますがなるほど牛脂も小鳥を呼び寄せるのにはいいかも、試してみる価値はありそうですね。

    連れ合いが夏の間に伸び切った枝をすっかり剪定してくれた。
    何もやらなくなって久しいがこれだけはなんとかやってくれる。
    キンモクセイがやっと咲き今最盛期、窓を開けておくと部屋まで匂って香しい。

    今日はコンサートへ。
    四つのヴァイオリンで四重奏という珍しい企画。
    弦楽四重奏やソロのコンサートはよくあるが同じ楽器が四つというのは初めて。
    四人のうち三人が1700年代の名器を使用していた。
    とても聞き分けられるような耳は持ち合わせていないがそれでも四つのヴァイオリンが奏でる音色はスウッ~と心の襞に沁み込んでいく。
    モーツアルトはじめクラシックの名曲で最後のアンコールは「からたちの花」で締められた。

    1. 今年の木犀はどこも遅いですね。秋が暑すぎたせいでしょうか。わが家の銀木犀は二度咲きで今度の方が香りがちょっと高いです。
      バイオリン四重奏というのは珍しいですね。音響効果の高い音楽堂でより素晴らしい時間をすごせるなんて、これも最高のぜいたくかもしれませんね。

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