櫨の実を食らふ鴉のまりにけり
南京櫨の白い実を夢中で四十雀の群れが啄んでいる。
烏がやってきて頭の上でおなじく実を啄みだすのも構わず一心不乱のようである。
何しろ蝋の原料にもなるのだから、脂部分が多くて食えないと思うのは人間だけで、鳥たちにとっては冬に供えての栄養になるのだろう。
奈良には南京櫨の木が多い。特に東大寺大仏殿裏の正倉院にいたるところには、遠目にも何本もの大樹が見事な紅葉を見せてくれる。葉が厚く、木全体が深紅に染まるとそれはもうたいそう立派な紅葉樹なのである。
銀杏黄葉がすばらしい大仏池といい、初冬は大仏殿裏手の散策は人も多くないし、おすすめの散策コースである。
櫨とか漆の紅葉は特にきれいですよね。
今年はまだこれと言った紅葉は見ていないのですが月末までには例の銀杏で有名な祖父江町の黄葉祭りに出かけてみようかなと思っています。
今月に入ってから評判の映画が目白押しで映画鑑賞で忙しいのです。
今日はまだ三日というのにすでに三本の映画を観たことになります。
「文化の」と言うことで大目に見てもらおうと勝手に決めています。
ボチボチ京都のチケットも取らなきゃならないし三重への墓参もしたいしね。
できるときにやる。やりたいことをやる。
しかし、あんまりやりすぎて「生き急ぎ過ぎた」と言われたひとが身近にいました。
ペースも考えながら、ゆとりをもちながら、邁進してください。