古墳の傍で

老鶯や鍬振る吾の手をとめる

マイファームでは、毎日のようにほんの間近まで鶯がやってきて名調子を聞かせてくれる。

しかも、それが一匹だけではないのだ。100メートルも離れてないと思われるが、あっちでもこっちでもテリトリー宣言の賑やかなこと。
おかげで、このうえなく長閑で贅沢な時間が流れてゆく。
新緑と鶯声、この時期最高の贈り物だ。

“古墳の傍で” への9件の返信

  1. 鶯が競い合って美声を聴かせてくれるなんて優雅ですね。
    今や泣き方も堂に入ってるのでしょう。
    鶯の鳴き声はともかく姿なんて見たこともないです。

    鶯嬢の声は時にうるさいけれど、本物を聴きながらのんびりと自然の中でのひととき、その情景は心憎いばかりです。

    1. 鶯というのは意外に見つけにくい鳥です。
      まず、鶯色といいますが意外に地味な色で、実際は灰色に近い感じです。
      また、ひとところにじっとしていることが少なく地上数十センチくらいの藪を次々に渡っていくのも見つけにくい理由です。
      前住地では鶯もかなり都会化してきたのかどうか、整備された川べりにまで顔を見せていましたけど。

  2. 確認したい木がいろいろあって、庄内緑地公園まで散歩に行ってきました。

    やはり例のこんもりした黄緑色の木は椎の木でした。
    公園内はバラ祭りのシーズンで50種ほどのバラが良い香りを放ち満開でした。

    紫蘭も、土佐水木も、花の季節さえ違えどもこの公園には何でもあることを遅ればせながら発見しました。
    一本ずつ木や花の名札を見ながら歩いていたら午前中かかってしまいました。
    今後はわからないことはこの公園で調べ、更にわからないときは樹木の専門家もいるそうです。
    途中、柿の木が葉っぱの元からもう蕾を付けていましたよ。

    季節はどんどん移ろっていくようです。

  3. hodakaファーム、精が出ますね。いい季節ですもんね。でもすぐに暑くなる。熱中症には要注意ですぞ!!

    鶯の声よく響く。それこそ山にも里にもどこにでもいるのであの声きくと楽しくなりますね。
    ウチのゴルフ場(河川敷)でもいつもいい声聞かせてくれます。でもアドレスに入って「ホーホッ」って来ると思わず仕切り直しするようなこともあります。

    万葉では一杯詠まれているそうですね。
    源氏物語でも梅とのセットで各所に出て来ます。
    奥の細道には季節がら出てきませんね。。

    1. おお、大和川河川敷でもよく鳴いてますよ。自転車で堤防を走るのも楽しいです。

      犬養「万葉の旅」では、上巻「百済野」(p202)に「百済野の 萩の古枝に 春待つと 居りし鶯 鳴きにけむかも」(山部赤人 巻8-1431)の歌があります。
      自宅から飛鳥へ向かうコースの中頃にあるあたりです。今度三重の塔に立ち寄って歌碑の写真でも撮ってくることにしましょう。

      1. そうですか、お二方とも河川敷には鶯がいるのですね。
        やはり同じ河川敷でも我が方はだいぶ都会化されているようです。ビルの林立や、脇に40数階の高層マンションなどを眺めながらですからね。
        鶯の谷渡りなんて到底無理な話ですね。

        古書店で犬養万葉の文庫本三巻手に入れました。さっそく調べてみます。

      2. 「百済野」の紹介ありがとうございます。
        萩に鶯というのも面白いですね。萩は毎年根元から切ってしまうのかと思ってましたが、古枝もあるんでしょうね。歌碑の写真、またお願いします。

        百人一首には何故か鶯の歌はないですね。梅もNo.35 紀貫之の歌(例の長谷寺で詠んだ歌)だけですもんね。。

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