出産ラッシュ

鹿の子の今朝生まれたに駈けており

一昨日奈良公園で今年最初の鹿の子が生まれたという。

報道陣の前で最初は緊張していたようだが、やがて本来の習性で駆け回る仕草は何とも言えず愛くるしい。
公園デビューまでにはまだ暫くあり7月とのこと。
妊娠母鹿を収容する鹿苑の予定では今年170頭あまり誕生予定とか。

可愛いからと言って安易に子鹿に近づくのは危ないそうだ。
やはりここでもas it is.

“出産ラッシュ” への6件の返信

  1. 「小鹿」と言えば鹿の子模様のバンビの歌とか小鹿物語を想像します。

    奈良公園の鹿は人慣れしており皆、穏やかなのかと思っていました。
    小鹿といえども結構気が荒いのでしょうか?
    親鹿が近寄らせないのかもしれませんね。

    それにしても出産予定が未だ170頭余とは、少子化の人間社会とは違いますね~。

    1. いえいえ、母鹿がナーバスになってるからです。

      鹿苑に収容されてない母鹿もいるようで、こちらは一般公園内で数十頭生まれるとのことです。生まれたての子を猫かわいがりしようものなら親鹿がすっ飛んできそうですね。気をつけましょう。

  2. 「鹿」は秋の季語、そして「鹿の子」は夏の季語なんですね。なるほど、今頃から出産するのですね。
    鹿は大人しいし、皮革とかも使えるし家畜になってもいいと思うんだけど家畜になってないのには何か理由があるんだろうな。。

    さて、百人一首に鹿は二首です。
     No. 5 「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」(猿丸太夫)
     No.83 「世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる」(藤原俊成)

    俊成の歌なんて一杯あるのに何で息子の定家が猿丸太夫のものと全く同趣旨の歌を選んだのか、これもよく分かりません。。

    1. 考えてみると、家畜だと歌には詠まれなくなる傾向があるような。

      万葉集では鹿を詠んだ歌は68首にのぼるということです。
      有名なものでは「夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は 今宵は鳴かず 寐ねにけらしも」(舒明天皇 巻8-1511)
      他に、萩と合わせた歌が多いのが面白いところですね。

      1. 鹿、万葉集には多いんですね。それと萩との詠み合わせというのも面白い。萩と猪というのは例の花札だけのことなのかしらね。そう言えば鹿肉をモミジというのはいいとして、猪肉はハギでなくボタンというのも面白いな(花札では牡丹は蝶々なのにね)。

        「夕されば、、、、」の歌いいですね。万葉集から100首ピックアップして覚えようかと目論んでいるのですが、これは入れなくっちゃね。(100選の企画立てたら乗って下さいね。。まだ勉強始めたばかりなんでもうちょっと後ですが)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください