山車を曳く

山車を曳く坂の多きや秋祭

坂を曳く山車の歩みや秋祭

龍田大社秋祭り

収穫が一段落し、各地で秋の例大祭が行われる頃。

近所では八幡さんから太鼓台の練りが朝から町中を練っている。また一駅隣にある龍田大社では各地区から太鼓台が引き出され、坂道の多い町を登ったり下ったりしながら曳いてゆく。時折小雨が降る中、久しぶりに一眼カメラを持ちだしてみた。
太鼓台
山車を廻す
山車は地区の特徴があって、なかには「布団太鼓」というユニークなものもある。どの山車にもいなせな格好をさせた小さな子供に曳かせたり、山車のうえから子供がマイクで囃しているのもある。若者が多い山車、ベテランが多い山車。それぞれ地区の特徴がよく出てようだ。
太鼓台の山車

我々のような新住民にとって当事者になるというのは難しい行事だが、こうやって見物しているだけで華やかな気分になるものだ。

“山車を曳く” への8件の返信

  1. 勇壮な山車、秋らしい光景ですね。
    山車を見ると血が騒ぐという祭り男が何処にもいますよね。

    近年子どもの数が減り我が地区の秋祭りはなくなりました。
    我が家の子どもたちが幼いころは神輿を担いだりして賑わっていたのですが・・・

    それに引き換え先日の里帰りでは逆に田舎の子ども神輿が復活していました。
    神社の境内で餅投げもあったりして大賑わいでした。
    私が子どもの頃は結構秋祭りの行事は盛んだったのですがいつの間にやら廃れてしまっていたのです。
    それがここ数年子どもが少ないにも関わらず復活した様子です。
    これは地域住民、また若い父母の心意気にかかっていると感じました。
    例え廃校になるような過疎の集落でも伝統の行事を大切にし子どもたちの心に焼き付けておいてやりたいと言う大人の気持ち、そして親心。
    我が田舎も捨てたものではないと誇りに思いました。

    1. この龍田大社というのは天武天皇が風神の神として、少し上流にある広瀬神社(砂かけ祭りで紹介しました)の水神と並んでまつったと言われています。
      夏の「風鎮祭」で風をしずめ、秋祭りでは無事の収穫を感謝するということでしょうか。
      地域ごとに特徴を出すことによって長く続いてきたんでしょうね。

  2. さすが歴史伝統地域、立派な秋祭りですね。写真もよく撮れてます。「布団太鼓」というのは赤い布団の上に大きな太鼓がおわしますのでしょうか。

    1. 山車の暈の部分が布団生地を重ねた形になっています。太鼓は櫓の中にあって特別に布団で守られているわけではないようです。太鼓台の山車は7台あって、そのうちいくつかが布団太鼓のようです。今日は雨で見物を控えてしまったのでそれ以上詳しくは分かりません。

  3. なかなか勇壮な感じのお祭りですね。
    これを見ていると転勤で掛川にいた頃のことを思いだしました。この地のお祭りでは、御所車のような山車が何台も出て、町中を練り歩くのですが、なぜか雅な感じがして、今川義元が京都文化をこよなく愛した影響かなと考えてしまいます。
    また、お祭りは2年に1回は大祭りと称して、さらに盛大な催しになります。
    昨日は定期演奏会が無事終わり、ホッとしているところです。会場には磯子のK君、板橋区のK君が来てくれましたが、伊勢原のK君夫妻はK君のお母さんが病気で急遽手術をすることになり、残念ながらこれなくなりました。

    1. 御所車というとやはり都の影響があるんでしょうか。サラリーマンは転勤がつきものですが、このように各地の地域性を楽しめるという付録があっていいですね。

      我らくらいの歳になると親の介護、看護というのは避けられませんね。伊勢原K君の所は施設に長く入っておられたんではないでしょうか。大変だとは思いますが宿命みたいなものです。

  4. お祭りはいいですね。見ているだけで楽しくなってきます。お祭りを見物している人を見るのもよいものです。
    私の住んでいるところは四年に一度、オリンピックの年にお祭りがあります。
    女神輿もあって事前に参加申し込みができるようです。もうすこし若かったらお神輿を担ぎたいです。

    1. 女御輿も4年に一回では、若い人だってチャンスを逸するとかつぎ損なうってこともありますね。棒はかつげなくてもかけ声ならできそうですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください