別荘地終の栖に薔薇の垣
こんな山奥に人が住むのかというような場所にその別荘地は開けていた。
別荘は大半が閉ざされているが、中にはどうやら定住していると思われる人たちもいるようだ。
先日吟行した室生・深野地区は三重県名張市と接する境にあり、一帯は日本の里百選(朝日新聞)にも選ばれているが、別荘地はそこからさらに山を登って一段と高いところにある。別荘地の名前も「峠」というくらいである。
しかも、町からは相当離れているし、交通の便だって車だけが頼りだが、その道路ときたら狭いうえに峠をいくつも越えていかなければならない。別荘地と言えば那須、清里高原、伊豆高原など観光名所としても名高いイメージがあるが、ここはおよそそのような華やかさからはかけ離れている。
長い期間都会生活に馴染んできたので当地でさえ不便この上ないが、日常の買い物や医療など、このような山に移り住む生活というのはとても我慢できそうもないように思われてくる。
そういう土地でも大変気に入って住んでおられるようで、周りをきれいに掃除され、庭の手入れも行き届いている家が見られた。四季咲きだと思うが、丹精込められたのであろういっぱいの薔薇がフェンスに沿って咲き、広い庭には菜園だろうかご夫婦が精を出して作業しておられる光景が目についた。
「住めば都」・・・本当にその通りだと思います。
都会では不便と思われる生活が、実は 自然の営みに寄り添い、時がゆったりと流れる毎日で、心には優しいのでは?と。
東京・奥多摩にも、そういう ほのぼのとした風景がありますヨ!
夕方など屋根から煙が上がっている家は、とても魅力を感じます。
nao
奥多摩で言えば雲取山くらい奥に入ったところでした。買い物ははるか下の名張まで出なきゃならないような大変不便なところです。現代では自給自足できることやものというのは限られているでしょうから、否が応でも町とのつきあいが欠かせませんよね。そんなところへも移り住む人がいるのですから、人さまざまだとつくづく思いました。
お久しぶりです。
昨晩のNHKの「ブラタモリ」をみましたか?
なかなか面白い視点から捉えた奈良の歴史と発展でしたね。
特に高台から街並みが発展していった痕跡を現在の民家にまで入り込んで検証していくなんて、なかなか普段見られないもので貴重でしたね。
来週も続きがあるそうですから見逃せないですね。
今日のお昼に再放送があるようです。
こんにちは。
ここんところ「歴史秘話」だの、いろいろ奈良関係番組が多くてチェックしています。来週の昼ブラも奈良からということで地元局でもPRしてますよ。
ブラタモリではタモリの「高低差」「崖」といったものに対する並々ならぬ知識に驚かされます。この春から地方版となっても「段サー」の面目躍如ですね。
奈良町はよく歩くところですが、地元でもあまり説明されてない断層の話とか興味深い内容でした。
そんな山奥でも宅配してくれるのでしょうか?
必要なものをネットで買って銀行引き落とし、配達も可能ならそれほど不便ではないかな?
楽な生活に慣れてしまうと、発想も楽な方に流れてしまいます。
初めて植えたミニトマト、実がたわわに生っています。まだ青いですが見ていて楽しくなるほどいっぱいです。
一本の苗が拡がり、房状に実がつき、初心者にも作れる、赤くなったら毎日たべられそう、なんだか幸せな気分です。
車が入りますから宅配はあるでしょうね。
ただ、若い世帯は学校、医療とかとても大変だと思いますよ。
トマトが順調のようで何よりです。肥料も十分足りているんでしょうね。家のはあんまり実の付きがよくないです。