腹いっぱい

腰曲がる爺にめぐみの稲穂かな

腰が曲がってもホンダカブで田に通ふ。

杖もなしに今なお元気に田仕事をこなしておられる。
そこの稲穂が近所では一番早く実を充実させてきた。逆に病に苦しんでおられて十分に手の入らない田は、雑草がはびこり、葉先も黄色く栄養失調気味でずいぶんと差がついてしまったようだ。
例年ならば、成長には大差ないのだが、それだけ手の入り方次第で稔りに大きな差が出るようである。
今日も午後に突然の激しい雨。大雨警報まで出た。
暑くて蒸す日々はあと一週間ほどはつづくらしい。秋らしい空気をむねいっぱい早く吸いたいものである。

“腹いっぱい” への2件の返信

  1. 田んぼの主の手入れにより実り具合にも違いが出る、高齢者にとってはそれほど農作業は重労働と言うことでしょうか・・・

    カルチャーセンターのあるビルから出たら雨が降っていて驚いた。
    幸い傘は持っていたので濡れずに済んだが以前の建て替え中のビルは地下と市営地下鉄が直結していたので便利であった。
    建て替えの新ビルは外壁のシートが外され完成に向けて急ピッチで工事が進められている。
    来春には私たちの教室も引っ越す予定である。
    雨の心配も階段の上り下りもなくなり高齢者にとっては有難い。

    1. 米作りは草との戦い。何回か田に入って手入れをしなければなりません。さらに水の管理も。植えてからも手が抜けません。
      ていねいな米作りが日本人の食、ひいては健康を支えてきた長い歴史があります。
      農をだいじにした政策が国民の健康、安全を守るために大切です。これに反して、国を守ると称して時代遅れの高い武器を買うばかりの愚かさよ。
      汚染水投棄のため水産業支援にまた何千億円と言う単位でどこかの利権団体にカネが廻ります。そんなカネがあれば海への投棄以外の汚染水処理に投資できます。そうすれば新しい技術革新が生まれます。どうせ永遠に続く海上投棄ですからこれを断ちきらなければなりません。
      政府のやることの裏には必ず儲かる奴らがいる。こんな歪んだ政治の果てが、三等国に成り下がったのです。
      今度の内閣改造にも新しい希望など何も見いだせません。派閥バランス、対抗勢力牽制の内輪の論理が見えすぎるほど見えますね。

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