薬師寺東院堂

秋夕や日当たり浮かぶ上人像

薬師寺東院堂は西向きの建物だ。

だから、秋の夕日は堂の奥まで深く射し込む。この東院堂は国宝聖観音像で有名だが、脇におわす上人像(名前は忘れた)のところが床に反射する秋の日も加えて、そこだけスポットライトが当たっているかのように明るい。影になったままの黒光りした観音さまとは対照的で実に面白い対比を見せてくれる時間だった。

“薬師寺東院堂” への6件の返信

  1. 古寺輪徊でしょうか。いい季節、いい気分に浸れることでしょう。どうやら全てが回復したようでよかったですね。奈良便り楽しみにしています。

    1. しばらくブランクがあったので筋肉が相当落ちてます。せっせ歩いたり漕いだりしながら回復せねばと思います。

  2. 俳句は対象をよく観察することにあると思いますがほだかさんの物をよくみておられるのに感心します。

    日の差し込み具合、、光と影などを細かく観察されています。

    変な例えですが私は職務質問されても何も返答できないと思うのです。
    え~っどうだったかな、よく解りません・・・メガネかけていたかな?どうだったかしら?という具合・・・

    1. 対象をよく見ないといかにも作ったとか、うわべだけの、とか、いわゆる浅い句になりがちです。ですから、iPod聞きながらの散歩ではなかなかこれはという句趣が涌いてこないのが辛いところです。今日も何も浮かびませんでした。

  3.  家のなかにも随分と日差しがはいるようになりました。
     異常気象、温暖化とさまざま喧しいですが、地球と太陽の関係は暦通りなので、なんだかほっとします。
     関東は雨模様ですが、関西は晴天のようですね。
     伊勢神宮では今夜神様が新宮へお移りになる儀式があるのですね。見られるところだけせめてテレビで見ましょう。

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