14個だけの

すだれとはゆかぬとも吾がつるし柿

すだれとは言い難けれどつるし柿

数えてみると15個入っていた。

つるし柿セットの柿の数である。開けてみるとそのうち一個は熟しすぎて使えないので実際には14個である。この14個を一本のビニール紐に通して南側に吊してみた。
この時期甲州などを行けば軒先にずらっとつるし柿を並べている光景を見るが、これを俳句では「柿すだれ」と言うそうである。手慰み程度のつるし柿では到底すだれには及ばないが、それでも窓越しに十分季節感を味わえるのがいい。

“14個だけの” への10件の返信

  1. 季節毎の楽しみが沢山ありますね。
    それはいずれ食するんですよね?
    干し柿、干し芋。また食欲が出てきました。
    美味しく食べられる時まで鳥や猿に泥棒されませんように。。

    1. 鳥さんの攻撃のことはまったく頭にありませんでしたね。食われたら食われたらで、鳥さんのやってくる姿でも楽しむことにします。

  2. “つるし柿セット”とは?と 拝見しました。そういうセットがあるとは・・・初めて知りました。手作りは美味しいですネ!
    我が町は、東京都下で農家もある所ですので、生産物直売所で“渋柿”が買えて、昔ながらの作り方で?今年も狭いベランダに60個程ぶら下げました。昨年は、物干し竿にとまって ヒヨドリが食していて大騒ぎしましたが・・・
    どうぞ、お気を付けくださいませ!!

    1. 60個もあると鳥さんにもよく見えるでしょうね。木守柿という言葉もありますので、人間さんは残ったものをいただくことにしましょう。

  3. 経験者によればカビ対策が難しいようです。
    これは気象条件ですからむずかしいですけどね。
    鳥はネットで防御するとか・・・
    美味しい干し柿ができますように!!

    1. なるほど「黴対策」ですか。逆に、ドライフルーツというのはやっぱり黴の仲間みたいな発酵酵素の働きが必要なんでしょうね。むずかしいものです。

  4. 皮をむいてビニール紐に通してぶら下げる、何日か経つと干柿の出来上がり、、、ですか。アイデア商品ですね。「柿すだれ」という言葉も面白いですね。

    1. 写真などでよく見る「柿すだれ」は見事なものですね。2,30年も前に、塩山で見た光景が今でも瞼に焼き付いています。

  5. 山梨工場に勤務していた頃、白根町のマンションに単身住まいしていましが、ここはフルーツの町で、シーズンには観光バスで御客さんが大勢きていました。
    6月のサクランボに始まり、、夏は桃、秋はぶどう、そしてこの時期は”あんぽ柿”ですね。
    オレンジ色の柿があちこちで吊るされている光景は絵になっていましたね。あなたの言う”柿すだれ”の表現はピッタリだと思いますね。
    表面は乾いて少し固いけど、中は半熟にような柔らかさで、甘くて美味しいですね。
    南アルプスからの寒風にさらされながら水分を飛ばして、甘さが増していくんだろうね。

    1. 白根町というのは今は南アルプス市だね。確かに芦安温泉の帰り富士市の方へ出るときにフルーツ街道を通った記憶があります。あのへんなら今頃はカリンも見られるのかな。柿すだれはほんとうに見事ですよね。当地では和歌山県の方が有名かも知れません。あの明るいオレンジ色のすだれをもう一度見てみたいものです。

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