やっと来たバスに揺られる花疲れ
渋滞のせいか駅行きのバスがなかなか来ない。
やっと来たと思ったらステップにあふれるほど満員で次のバスを待つほかない。
そんなことを2,3回繰り返してようやく乗り込むことができたのだが。
休日でもないのに京都は観光客でいっぱいだ。これが土日だったらと考えるだけで怖くなる。
桜の季節だから特に多いのだろうが、内外を問わず多くの観光客にとって京都は魅力的な街なんだろう。

JRで約1時間20分。料金は950円。
意外に京都は近いのだ。
次は夏の素麺でも食べに行こう。
バスも2~3回待ちですか、それは大変ですね。
確かに別格なところで然も絶好の時期なので仕方がないのかもしれないけれど、、。
日本人って一斉だから、観光ブームになれば人が殺到する。そんな所はできるだけ避けたいですね。
万葉集、お薦めの「万葉の旅」(犬養孝)、平凡社ライブラリー版で3冊揃え、読み始めました。万葉集の入門書として最高ですね。それと「奈良暮らしから」を読ませてもらうにも必携かもね。犬養先生も観光ブームの所はおいておいて、通常の暮らしの中にこそ万葉の心を読み取るべきだみたいなことをおっしゃってますね。。。
京都の事件現場、先日歩いた場所に近くてびっくりしましたよ。ちょっと間違ったら大変な目に遭うところでした。観光客であふれた通りなので、被害が広がったんでしょうね。
私自身はまだ読んでないんですが、飛鳥の犬養万葉館でサンプルを手にしたときは良い本だと思いました。犬養さんは生涯声に出して読むことをしましたね。「歌」だもんね。
京都は今や春爛漫、久しくご無沙汰ですがその混雑ぶりを思うと二の足を踏みますね。
和服で訪問するといろんなサービスが受けられるとも聞きました。
キヨノリさん
HODAKA さんお薦めの「万葉の旅」読み始められましたのね。
私のは社会思想社の特装版(2キロ近くあるでしょうか?)枕にもなりそうな。
巻ごとではなく、万葉の故地を地域別に写真を撮りながら編集されたものです。
全国各地の風土との結びつきが強く感じられます。
詠まれた風土は、当然圧倒的に大和が多いのですが私としてはやはり近畿、中でもわが故郷にちなんだものは無いかと真っ先に探してみたわけです。
ありましたよ!!
河の上の ゆつ巌群に 草生さず 常にもがもな 常処女にて (巻1-22)
この背景が波多横山というわけです。
波多横山は旧、一志郡一志町八太を中心とした一帯で、諸説の一つは一志町波瀬付近の波瀬川(土屋文明氏)と言う説。
おまけに波瀬川(大字波瀬付近にて)の大きな岩の写真まで出ているのです。
これは地元の郷土史家にも問い合わせてみたいような内容です。
そういえば故郷の町の温泉施設は「とことめの里 一志温泉」ですし近くの老人施設に「万葉の里」と言うのもあるんです。
又、(巻6-1029)にも故郷のお隣、白山町川口、名松線、関ノ宮辺りと思われそうな歌があり私は興奮気味です。
この本、すべて写真付きで良いのですが、ちょっと持ち歩きに不便なので今、文庫を予約しているところです。
キヨノリさんの平凡社ライブラリーは見当たりませんでした。
少しずつ詠み進めて行きたいです。
これは一生のライフワークにしても良さそうなものですが私にはとてもそのような根気はなさそうです。
長ったらしいコメントでごめんなさい。
おお、ご当地を詠んだのが二つもありましたか。大和に近いので探せばもっとあるかもしれませんね。
「波多の横山」と「河口の野」の所拾い読みしました。ご実家にそんなに近いんですか、そりゃあ興奮しますよね。それとおっしゃるようにこの本、写真がいい。川に点在する大岩がよく映ってますね。
「河口」が万葉集にあること知りませんでした。「河口」は催馬楽に読まれていて、その催馬楽の歌詞を引用して夕霧と雲居の雁が歌を詠み交わし筒井筒の恋を成就させる場面が源氏物語第33帖「藤裏葉」に出て来ます。
「あさき名をいひ流しける河口はいかがもらしし関のあらがき」(雲居雁)
(我らが源氏倶楽部撰の源氏百首に入れてあります)
この下り読んだとき、この河口が一志郡白山町川口のことだと注に書いてあったので、皆感激したこと思い出します。とりわけ青山氏は高校時代のガールフレンドがこの町にいたとて興奮してました。
万葉集→催馬楽→源氏物語と続くすごい所なんですね。
写真を見ると「河口の野」の遠景に「青山峠」が映っており、面白い。これ明日句会で青山氏に会うので見せてやることにします。
また色々教えてください。。
今、カルチャーセンターの平家の講座から帰りました。
隣の男性に平家のラジオ講座を今夜と教えてしまい、明日だったことに気付きました。
今夜は芭蕉でした、芭蕉の先生すごい自信家で愉快ですね。
大いに期待しましょう。
万葉集から源氏物語へと、「河口」で思いがけなくつながったのは興味深いですね。
白山町の「垣内」とか「御城」とかの地名は馴染があるので余計に心ひかれました。
犬養先生が「古代の抒情」という言葉を多用されておりますが、まさに万葉人を偲び古代への抒情に浸るのもこの世知辛い現代、幸せなことかもしれません。
青山氏によろしくお伝えください。
今日amazonから上中巻が届きました。早速中巻(近畿・東海・東国)で該当のページを読みました。
平凡社ライブラリーは文庫版なのでいいですね。出かけるとき携帯に便利なので助かります。さらに万葉歌碑の文庫版があればほしいんですが。
「心の原風景 万葉を行く」(米田勝 奈良新聞社刊)を愛読してるんですが、サイズがちょっと大きいので携行するのにいいものはないかと探していたんですよ。