料峭やいま鉄橋を渡る笛
風の冷たさが日々厳しさを増すような二月である。
立春を過ぎて10度にも達しない気温の日がつづくのは記憶にない。間もなく下旬に入ろうというのにである。春寒ではまだ足りない、頬を刺すような風の厳しさはまさに料峭というべきか。
鉄橋を渡る電車の音さえ風に乗って、遠くにいても肌を刺すように聞こえてくる。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
料峭やいま鉄橋を渡る笛
風の冷たさが日々厳しさを増すような二月である。
立春を過ぎて10度にも達しない気温の日がつづくのは記憶にない。間もなく下旬に入ろうというのにである。春寒ではまだ足りない、頬を刺すような風の厳しさはまさに料峭というべきか。
鉄橋を渡る電車の音さえ風に乗って、遠くにいても肌を刺すように聞こえてくる。
夜明け前に西側のカーテンを開けたら月がくっきり。夕べは満月だったようだ。
料峭どころかベランダに出たら凍てつくような寒さであった。
如月の夜明けに浮かぶ西空の満ちたる月の凍てつくごとし
俳句で言えば「凍返る」ですね。
雨水だそうですが、今朝も霜がびっしり降りました。ますます寒の度合いを深めているようで。このまま二月は終わってしまいそうです。
作柄、作付に影響が出ない年であればいいのですが。