順光逆光

照りてよし昃りてよし紫木蓮

遠くからそれと分かる豪華な紫の花。

天に向かって、どの庭木よりも高くそびえている。
とくに見事なのがその高さゆえ、夕陽に照らされるとまるで空に浮かぶ冠のようでありそれはそれは美しい。
やがて日が没すると、暮れかねる空にくっきりとシルエットを浮かべるのも素晴らしい。
紫木蓮は夕方に味わうがいい。それも順光と逆光と両方を楽しむのがいい。

“順光逆光” への2件の返信

  1. いち早く咲いた白木蓮に対して紫木蓮。昔、三重の実家にもありました。
    毎年大ぶりの花を咲かせたものですがいつの間にやら老木になり花も咲かなくなりやがて絶えてしまいました。
    そんな楽しみ方があるとは意外でした。

    1. 相当な高さがないとこのような絵は見られないかもしれません。天を仰ぐような紫木蓮。見事です。
      白木蓮も同じく高さがほしい木です。

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