紫蘇の葉の笊に水切り梅仕事
そろそろ出回る頃と雨をついて産直市場へ。
葉だけパックにつめてたものがスーパーで売られているが、やはり摘んだばかりの地元産のほうが安心だ。
がいして奈良で買う野菜は固くて、とても褒められたものじゃないが、梅漬けに使う赤じそはやはり新鮮さを優先して地元のものを買うことにした。
親戚にもらうばかりだったので、今まで漬けたことがないのだが、今年はどういうわけか梅の実がたくさん成ったので自家製梅干しに挑戦することにした。
梅漬け用のボトルがどこかにあったはずと納戸を探っていると、熟成15年物の花梨酒が出てきたり、去年仕込んで以来放置してあったの梅ジュースが意外にも黴もなくいい味に仕上がっていたり、ちょっとした余録にもあずかり、梅仕事もなかなか楽しいものである。
塩分15%とやや控え目にしてどうか黴がでませんように。
梅干しや梅酒は母からもらうばかりで一度として自分でつけたことがなく作り方も全く分からない。
床下収納でいつもらったか不明な小梅の梅干瓶を発見した。
開けてみたら色は変色して塩まみれになっていた。
こんなのはどうすればいいのか、食べられるのかどうか疑問だが捨てるに忍びない。
100年の梅干しというのをテレビで見ましたが、全く問題ないそうです。最初に黴との戦に勝てば、好環境にいたという証明ですから、お茶漬けなど召し上がってください。
私も、引っ越し時に花梨酒を一瓶人に差し上げた記憶があったので、まだ残っていたのかと驚いています。
熟成まろやかな飲み口、軽妙な醉い口に満足しています。記憶をさかのぼると20年物くらいになる勘定です。